リアルな夢をよく見る。以前の日記(2003年8月1日)にも一度書いた事がある。何かを示唆しているような夢の後に思うのは、様々な登場人物は全て私であるということ。追い詰めるのも、追われるのも、落としいれるのも、救うのも、いろんな人が出てくるけれど彼ら全てが自分の化身と思う。夢診断も心理学も専攻したことも勉強したこともないけれど直感のようにそう思う。
退職時の上長はユング心理学に明るいひとだった。仕事の合間の雑談や、彼の記したユング心理学を利用した広告分析などは興味深く、退職後に自由時間の発生した私はユングに関する本を4冊も買って、只今読書中である。ついでに新しいカテゴリも設定してみた。時に複雑なストーリーとなる自分の夢を記録してみようと思い立った。
学生時代から寝起きに夢の話をとうとうとする癖があった。決して色っぽい話ではなく、合宿中だったり、友人宅に入り浸っていた時のこと。寝起きに突然妙にリアリティをもつ話をすると気味悪がられたりもした。それは今でも続いていて、どぅさんに話をしている。自分ではすっかり忘れていたけれど、退職を決める前にどぅさんと離婚する夢を見ていた。
「既にどぅさんと離婚することは決まっていて、私には再婚候補が数名名乗りを上げている。でもどう考えても彼等の誰と人生を共にしても面白くなさそうで、どう考えてもどぅさんと過ごすほうが自分にとって良き道に思える。そこで私は離婚へ向けて万障お繰り合わせ済みの環境をすべて覆して、どぅさんによりを戻して欲しいと申し入れに行こうとするが、そんなことは無駄な抵抗で、彼の心は戻らないことを自分でもわかっている。」
同様の夢を何回も見た。心が離れてしまっている夢の中のどぅさんは私でもある、と思う。退職を意識した夢かと思いきや、意外なのは早期退職優遇制度の告知がなされる前にこの夢をみているということ。それでもどぅさんはこの夢の話を思いだし、関連性があると勝手に確信している(笑)。あるいはそうかもしれないね。
お盆にはこんな夢を見た。
「現在の世界とは別に、もう一つの世界がこの世には存在する。もう一つの世界をこちらの世界にいて知っている人は数少ない。何かをきっかけとしてあちらの世界からこちらの世界の住人に移住を勧めるメッセージが届く。そしてそのメッセージは我家にも届き、家族会議の結果、秘密裏に行われる現地(?)案内ツアーに参加することにした。あちらの世界への扉は唐突に家の壁に現れる。扉の先には空飛ぶ自動車が待っていて、あちらの世界の概要を案内してくれる。あちらはもの凄いユートピアではないが、閉塞感のあるこちらの世界の現状を打破するには充分魅力的だった。移住を決めるとまたしても自宅の壁に扉が現れた。自宅は痕跡を消すためにテロと見せかけて爆破するそうだ。つまりこちらの世界では死亡扱いとなり、戸籍上からも消える。移住した扉の先には空飛ぶ車はなく、数十人でえっちらおっちらと漕ぐ巨大な自転車のようなものが待っていた。ペダルは重く、遅々として進まず、目の前にはひたすら荒野が広がっていた。ツアーとは随分と違うもんだ、まぁ現実はこんなもんさとため息混じりにその状況を受け入れようとして、どぅさんと顔を見合わせた」
これはまさに私の現状でしょう。えっちらおっちら重いペダルを踏みましょうかねぇ。
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