揺れる想い

クリスマスまであと10日ほどとなったある夜。くぅは思い立ったようにサンタさんへのお手紙を書きなおし始めた。書き直すというより「本物の魔法の杖をください」の一文を消した。

「!?!?!?くぅちゃん、なんで?あんなに春からずっとお願いしていたのに、一番欲しいものを書いておきな。それにサンタさん困るよ、きっと。世界中の子どもたちのプレゼントを用意しているのに急に変えたら大変じゃん!」

「いいの!どきどきしてきたの!!」

どきどき?
ははぁ~ん。母にはわかっちゃうよ~。

本物の魔法の杖をもらったら、いつか親の元を離れて魔女修行に旅立たなくてはならない(イメージby魔女の宅急便)・・・と思い込んでいるくぅ。魔女修行の旅には、いつも一緒に魔法の練習(笑)をしている水上スキー友だちの羽ちゃんと二人で一緒に行こう・・・と思い込んでいたくぅ(羽ちゃんへの事前了解は多分なし)。だけど、羽ちゃんがサンタに魔法の杖を頼まなかったらしいと聞いて。

羽ちゃん杖がないってことは、自分一人で魔女修行?!パパママと離れて!?どきどきどき・・・それはまずい!一人じゃまずい!魔法の杖をもらっちゃまずい!!プレゼントリクエスト書き直さなくちゃ!!!

思考過程が見えるあたり、まだまだ可愛いなぁ。

そしてその数日後、夜中にこわい夢を見て目を覚ました。「パパとママが交通事故で死んじゃった~」らしい。魔女修行=旅立ち・離別への不安から?よしよし、ずっと一緒にいようね~。

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懸念もしくは天然

先日からボンドがない。クリスマスカードを作っていてリボンやスパンコールを貼り付けたいのにボンドが見つからない。くぅが図工で使うから学校に持っていったはずなんだけど、持って帰っていない・・・と私は思うが、くぅは持って帰ったような気がする・・・という。

ま、いっか~。確かに私が片付け忘れたかもしれないし、両面テープで代用♪していたのだけれど、どうも良くなさそうな雲行きに。

くぅの隣の席のクラス一のやんちゃくん。寒いのに水を掛けたり、図工で描いた絵を黒のクレヨンで上から塗りたくったり、キツイことを言って泣かせたり、2学期が終わろうとしている今も相変わらず元気ハツラツらしい。「お母さんに言いつけたらもっとやるからな」っていつの時代も繰り返される定例文付きで、ターゲットはクラスの女の子たち(これらはたまたま、くぅではなかった)らしいと、しばらく前に聞いていた。そして先日はある女の子の机にボンドをブッチュ~と出して塗り捲ったらしい

ん?ボンド?!もしや。。。

「くぅちゃんのボンドを取ってやったって知ってた?くぅちゃん何にも言ってない?ウチだけじゃなくてくぅちゃんもイロイロされてるって」
「え?!えぇ~?なんにも知らな~い」

ボンドを塗られたママが教えてくれました。中には「学校に行きたくない」と言いはじめている女の子もいるらしいとか。

くぅからは全く聞こえてこず、全てママたち情報。う~ん、どうすっかな~。くぅは言わないと決めたら本当に言わないで通す。それは幼稚園の頃からだったから、学校での不都合なこと、言いたくないことを親に言わずに通してもおかしくはない。一方、水を掛けられた友達がいることをくぅは全く知らなかったし、本当に気付いていない可能性も大いにある。もしかしてママが怖くて本当のことを言えない?!

言わないのか、知らないのか、言えないのか。。。

子どもといえど人は心の中に闇があって然るべきだし、子どもなりの社会もある。だから言わないなら言わないでも良いと思う。けれど思春期ならまだしも、1年生の時点で言えないのはちょっとマズイ。

わざと的を少し外して突っ込んでみた結果。。。ボンドを机に塗っちゃった事件のことはどうやら本当に知らなかった。なんで知らないの~?天然かいっ!さらには、やんちゃ君と3学期も隣の席でも別に構わないらしい。「だって、隣の席だけど、(授業中も立ち歩いて)ほとんど隣にいなかったな~って日もあるよ」だって。今のところ互いの波長が合わな過ぎるんだろうなぁ。天然は強しということか?

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気持ち

友人でも知人でも同僚でもなく、”仲間”がいる。主婦という立場で社会と接点を持つようになって久しい今、仲間がいるというのは何と幸せなことか。

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週末お誘いがあり、寒いなかびわ湖へ。西風が強くて水面は荒れがちだけれど、凧はよく揚がる。

この日は49歳の誕生日を迎えるおじさんスキーヤーを水面で祝うサプライズパーティ。コーディネーターを務めるスキーヤーから”本物の”ケーキをこっそり持ってくるよう指示され、お気に入りの店のでっかいケーキを注文&持参。

こしょこしょこしょこしょ
(現場で密やかに手順打ち合わせ)

どんっ!とおじさんスキーヤーを水中に突き落とす。(もちろん安全のため、ドライスーツを着ているタイミングで)

ロウソク付き偽ケーキ(発砲スチロ-ルを削り、本物の生クリームでデコレートしてあります)を水面に浮かせ「あ~誕生日ケーキが流れた~(そんなばかなw)取ってきて~」

やっと泳いで取ってきたら、ぽ~ん!「あ~プレゼントが水に落ちちゃった~(またしてもそんなばかなw)取ってきて~」

その間に陸では本物のケーキ&くぅと一緒に作ったメッセージカードを準備。

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ぱちぱちぱち、クラッカーぱんぱんっ!

今回、我が家はサプライズのお手伝いだけだったけど、参加できて本当に楽しかった。ただ単純に「楽しい」「面白い」「嬉しい」をエネルギーに企画&行動する仲間たち。

行為の根っこにある気持ち。人はいろんな気持ちを行動のエネルギーにするけれど、時にネガティブな気持ちの方が瞬発力や持続力が強いように思われるけれど、やはりこうありたいよねと思えた週末でした。

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てっぺんに☆を

091130tree くぅの学級閉鎖&インフルエンザで家に篭っていた時に始めた切り紙。そういえば今夏にうっかり樅の木を枯らしてしまった我が家。それでは切り紙でクリスマスツリーを作ってみようと思いつきました。

10cm四方の折り紙、緑系と茶系をたくさん用意してちまちまちまと切りためるのですが、高さ1m超えのツリーを作ろうと思うと結構な量が必要。

ちまちまちまちま・・・。

だんだん面倒くさくなってきて簡単なモチーフで量稼ぎ。よくみるとクリスマスの関係ない猿とか兎もいます(笑)緑色の星型の切り紙はくぅが作ってくれました。飾りつけも折り紙を切って貼って切って貼って、リビングの壁にツリーが完成しました。最後の飾りつけ、てっぺんの星はくぅに作って貼ってもらおうと思っています。

「ママァ、くぅちゃんさぁ、ツリーのてっぺんに星を挿したかったんだよね~」

あ、やっぱり?2次元の壁ツリーじゃなくて、ちゃんとしたクリスマスツリーを買わなきゃいけないかしら。

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3と7と13年

離れて暮らしているせいなのか、それとも無意識のうちの希望なのか。祖父母(特に私の母)が、とても幼い子のようにくぅに接する時がある。

私は小学1年生のリアルな成長に日々触れていて、昨日できた事わかった事の上にどんどん今日を積み重ねているけれど、祖父母の心の中には幼いままのくぅの方がリアルに残っていて、久しぶりに会うと背も伸び顔立ちも変わった孫の中にあるまだまだ幼い部分に寄り添ってくれる。甘えや安心という言葉に簡単に表せられることかもしれないけれど、親が拾いきれていない部分。ありがたいなぁと思う。

七五三。次にこんな風に成長を祝う機会は成人式になるのかもしれないね。

小さな頃からオシャレ魂があるくぅは、この手の着飾ることにはかなり頑張りがきく。土日に祖父母が来てくれてお祝いをしたのだけれど、土曜日には生え際やフェイスラインにひどい湿疹が出始めていたし、七五三後の月曜朝からインフルエンザを発症したから、実は着物を着た日曜日はかなり体調が下降していたはず。実際親の目からして「これはヤバイ」と思っていたのだけれど、夜まで何とか耐えていた。月曜日の午後、私の母が帰ってから39.5度の熱で大泣きしながら「ママァ~しんどいの~おばあちゃんたちいるからがんばってたの~」と訴えていた。よしよし、えらかったね。その芯の強さがくぅらしい。

オシャレが好きだからという理由だけでなく、祖父母が遠路はるばる自分のために来てくれていることも充分理解して頑張れる。社会性が身についていることが伺えました。

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将来の夢

「ママ、大きくなったら何になりたい?」

ここ1年くらいよくされる質問。ママはもう充分大きいんです。と言ってもくぅは納得しないので「くぅちゃんのママになりたかったんだよ」とか「水上スキーの上手な人になりたいな」と答えていた。

「ママ、くぅちゃんはやっぱり魔女になりたいんだよね~」

サンタさんへの手紙に「まほうのつえをください。むりだったらうさぎのあやつりにんぎょうをください」と今晩書いたせいか、添い寝の話題は魔法使い。そこで。。。

「魔法使いじゃなかったら何になりたいの?」

「みんなねぇ、ケーキ屋さんになりたいって子が多いけどねぇ、くぅちゃんはねぇ、ベビーコーン!!」

「べ、ベビーコーン???今晩食べた?サラダに入っていたアレ???」

「ちがうよ~ママ。ほら、ツノが生えててさ~」

「あ、ユニコーンね(プププッ)」

しかし、いつになったら現実的な事を言いだすのでしょうね。

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切り紙

091120genkan買い物は全て仕事帰りのどぅさんにお願いして、くぅと家に篭っていました。外出と言えば、新聞を取りに出るのと、ゴミ捨てと、回覧版のみ。くぅの熱が下がってからは、二人で暇つぶしに切り紙でクリスマス仕様に家を飾ってみました。

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あたまカイ~の!

先週参観日がありました。教科は国語。タイムリーな事に、やんちゃ君の隣に席替えになった翌日。どれどれ。。。

やんちゃ君はナナメに席に座り、ノートも机をはみ出し、くぅのエリアをとっても侵食するけれど、くぅは意に介さず。いや。意に介しているのだろうけど、席替え初日に「せんせい気になる~」と訴えたところ「気にしないで」と一蹴され・・・いえいえ、アドバイスに従っている様子。やんちゃ君はじめ、元気あふれ教室を歩いちゃう子もいるけれど、それなりに授業は進んでいきます。

1行ずつ音読・・・手を上げず。

登場人物の気持ちを推察・・・手を上げず。

ワスレタ・・・何やら簡単な問いかけに右手をナナメ40度くらいにコソ~っと上げたけど、先生がコッチ向いた瞬間「あたまカイ~の!ぽりぽり」って、オイ!(笑)

その後2回ほど「あたまカイ~の」を繰り返し、とうとう先生に40度の右手を発見され「はい!くぅちゃん」笑えるな~。

そんなくぅも、3週間後の学芸会のお芝居にはやる気満々。家でも大きな声で練習したり振り付けを考えたり・・・。けれど幼稚園時代と同様に「びっくりしてほしいから」と、パパには前情報を一切流しません。それでも今朝ちょっと心配になったらしく釘を刺していました。

「あのねパパ。くぅちゃんはお芝居の最初の方と最後の方に出てくるからね。最初だけ見て、くぅちゃん終わったと思って寝ちゃダメだよ!!パパいつもこういうとき寝るでしょ!?」

くぅちゃん、さすがパパのことよくわかってるね~。

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想定後、確認

先日、小学校入学後初めての個人懇談がありました。懇談を終えた印象としては、学校は勉強を教えるところなんだな~ってこと・・・当たり前?まぁ、くぅに対して特筆すべき生活指導的なトラブルがないからかもしれませんが。

持ち時間10分のところ、約15分間の懇談。
《内訳》
 ・Kちゃんが今月末に引越しをする(3分)
 ・くぅの話(6分)
 ・難しい学級運営の現状(愚痴?)(6分)

セ、センセイ!半分以上くぅの話ではないんですけど~(笑)

くぅのクラスは男女かかわらずパワフルな子が多いらしく、やんちゃ求心力のある子を中心に相乗効果でかなり授業が滞るらしいことは、子どもたちの話からも、ママ'sネットワークからも耳に入ってくるし、学級懇談などで先生自ら「クラスの状況」を話してくださるので、クラスの保護者の共通理解になっています。

くぅと同じ幼稚園だったクラスメイトKちゃんは状況判断がかなり出来る子で、混乱したクラスの対応に追われる先生のフォロー(給食当番の手伝いとか、イロイロね)をササッとしてくれるため、お引越しをしてしまうことがクラス運営の痛手になるらしく、懇談冒頭はそのことをひとしきり先生は嘆かれていました。コレが3分+そしてクラスの現状に6分。

そしてメイン、くぅの話6分。

懇談の事前に「話したいこと」をフリーアンサーで書かせるアンケートがあったので、「アウトプットが乏しいため、わからなかったり勘違いしていることに気付かないまま(勉強にしても交友関係にしても)積みあがってしまうことを危惧している」ような旨を書いておきました。間違えること自体は問題ではなくむしろ経験として歓迎すべきと思っているのだけれど、例えば「夏休みの宿題で、1学期に習ったはずのことを”ビックリ勘違い”していたりする」ようなことが多々あったので。

先生曰く。交友関係はそれなりに我を主張したりしつつも、今のところパワーをかわしたりくみしたりしつつ、近しいタイプの子と仲良くもしているらしい。これは想定内。アウトプットも交友関係・勉強共にそれなりにしているらしく、これは入学して成長したところでしょう。これらの話題は軽く流れて・・・

で、勉強。

「お母さんが書かれていたように『えっ?!』とビックリするポイントで大きな勘違いをしていたりします。くぅちゃんが手を上げて発表した時に勘違いが明らかになったりするんですけどね。例えば今日の授業でも・・・」やはりそうですか~。

「計算カードを毎日家で頑張っているから、計算自体は大丈夫なんですが文章題には弱いです。1桁の計算力がついているので、今後繰り上がり繰り下がりがでてきても手こずらないと思いますので、家ではそろそろ文章題のドリル等を取り入れられてはいかがでしょう。例えばテストをすると、ほらこのプリントの文章題でも・・・」あ~やはりそうですか~。

「あ!体育は得意です。よくできます。図工なんかも細かい作業をきちんと最後までやり遂げられます。音楽も楽しんでるみたいだし♪」そうですよね~副教科系=どぅさんの遺伝子です~。

「しかし、くぅちゃんはゆっくりゆっくりマイペースで、だけど芯は強いですね」はい、三つ子の魂ナンタラです~。

まぁまぁ総じて想定内というか、何というか。しかし先生、混乱するクラスをまとめながら、よく見てるなぁ。

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中秋の一本

091003moon 手厚い幼稚園時代とは異なり、うっかりすると季節性のイベントを尽くスルーしてしまいそう。気付けば週末は中秋の名月でした。(肉眼では大きな月も写メだと間違い探しのように小さな点だな~)

全日本選手権前に「子どもは2本で立てたら、もうトリック板1本で練習しやぁえーだわ」と言われ、比較的ビンディングの小さい大人用のトリック板を貸していただいていたのだけれど、そこはほら全日本直前ですから出場しない子どもは当然練習させてもらえません。幸い10月になっても週末だけは暖かく(暑く?)、今週くぅはトリック1本板に挑戦。

1回目こそ手を離してしまいましたが、微速を入れただけで浮いてきそう。体重の軽い子どもは難なく2回目で立てました。ぱちぱちぱち。いやはや大人になって水上スキーをやってみるとよくわかるのだけれど、1本板でのスタートというのはナカナカ鬼門なんですが(現に私はかなり手こずりました)子どもというのはすごいですね。

板の裏にフィンの付いていないトリック板はツルッツルした滑り心地。しかも前後の足をがに股にして下半身を斜にかまえ上体と板は正対させなくてはならないので、実は立ってからもバランス勝負なんです。2日間滑るうちに少しは板を真っ直ぐに保てるようにもなり、すぐ沈するのだけれど本人としてもとても嬉しそう。例えカットが切れなくても、ウエキの外に出れなくても、子どもの頃からこんなツルッツルの板に乗っていれば、自ずと板乗りが良くなるでしょう。来週末はスラローム1本板のスタートに挑戦するそうです。

お団子もススキも何にもないけれど、マリーナで見た中秋の名月は美しく、くぅの1本板デビューができた良い記念日となりました。

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